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自粛生活から続く夫と私の大変さの不平等感。夫婦関係悪化の根幹にあったもの。

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夫婦喧嘩は犬も食わねぇ、そんな話。

他の人が読んだらなんのこっちゃな話だけど、私の為だけの備忘録。

目次

夫婦関係がうまくいっていなかった

ここ最近ずっと夫婦関係が良くなかったように思う。なんなら家を契約するあたりの昨年10月くらいからずっとだったかもしれない。

その頃は、家を契約するための手続きや契約書のチェックで夫には相当なストレスがたまっていた。だから多少のイライラは仕方がないと、グッと我慢してきた。

無事に引っ越した後も回線設置の取り付けやエアコンの取り付けが残っていたり、すっきり全てが終わったわけではなかったので夫のストレスやイライラは継続していた。

新しい土地での新生活。楽しいことばかりじゃない。平常運転できるように整えなくてはいけないものが山ほどある。それがストレスになる。でも、それを私にぶつけても良いというような雰囲気になりつつあった。さすがにそれはやめてくれと、私も気持ちをぶつけ夫も反省してくれた。

日々の喧嘩は多々ある。夫婦だからこそ、ちょっとした言い回しに激しくイラついたりもする。そんなちょっとした喧嘩をやりあっては仲直りしてどうにかここまでやってきた。

夫の言葉が全て嫌みに聞こえる

夫はもともと嫌みを言う人だ。

そんな夫と長年一緒にいると、夫の言うことの多くが嫌みだと思うようになってしまった。

  • 今日は夕飯の時間が遅いね→なんでもっと早く準備しないんだ
  • 今日は何してたの?→何も成果をあげれない1日を責められている気になる。監視されている気になる。
  • (子供が)なんで怪我しちゃったの?→なんで怪我させたのか

そんな風に私には聞こえてしまうのだ。

もともと私は自己肯定感は引い方だと思う。そんな自分の特性が強く出てしまっているのか、夫に嫌みを言われ続けてきた結果、自分の物事のとらえ方が変わってしまったのか、は分からない。

でも、夫の言葉は私の中で脳内変換されてしまうのは事実だ。

我慢の限界は突然やってきた

でもある時、結婚してからの8年間、ずっと嫌で嫌でたまらなかった言い方をされてキレてしまった。

今まではどうにか受け流せていたけど、今日は違った。

今までたまっていた苛立ちを直球でぶつけた。

ずっとその言い方に傷つけられてきた!何度もやめてって言ったのに!

一生この傷は消えない!絶対に許さない!

今後の夫婦関係なんてどうでも良い。私が今までずっと傷付いてきた痛みを味わわせるために心をえぐるような言葉を何度も何度も投げつけた。

夫は「ごめん」と言ったものの、その後、何事もなかったようにケロっと生活していた。まるで私の言葉の刃物なんて1つも刺さっていなかったかのように普通に子供と楽しくやって良いお父さんをやっていた。

それにも腹が立った。

8年に及ぶ苦痛を投げかけたにも関わらず、薄っぺらい言葉だけの謝罪だけ。しかも血の通ってない言葉。そして私の苦痛の一端すら感じ取る様子もない。そんな気はさらさらないように見える。まさに暖簾に腕押し。

しかも、夫は子供にとにかく優しい。めちゃくちゃ良いパパで子供も夫が大好きだ。夫と喧嘩していると、なぜか子供は夫の味方をする。私が鬼の形相で大きな声をあげているからパパが可哀そうと思うのかもしれない。それにも腹が立つ。

しかも時間のある時は私に付いて幼稚園の送り迎えも一緒に来るので、幼稚園ママからはイクメンだと思われている。でも私の前じゃ私を傷つけても良いと思っているような言い回しや自分の事は棚に上げて私に厳しく接するような部分がある。すぐに怒るし、上から目線だし、嫌みな人だ。表と裏の顔が違いすぎる。外面ピカピカなのにも腹が立つ。

何故こんなにも夫に腹が立つのか

夫は酷く反省している素振りもみせず(たとえ演技だとしても)、私との会話がない以外は今まで通りの素振りだ。私は夫に対して、怒りを越えて恨みのような感情まで抱いているというのに。

私はどうしてこんなにも夫に腹が立ち続けるんだろうか。

その部分を時間をかけてゆっくり掘り下げてみることにした。すると意外なポイントから、いくつかの「不平等さ」が見えてきた。

①夫は一人になる時間がある

遡ること今年の2月。我が家は新しい土地へ引っ越した。その時から私が2人の子供を自宅保育している。そしてその後、夫が新型コロナの濃厚接触者疑いとなり、隔離生活となった。

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神経を最大限にすり減らしながら14日間を無事に乗り越え、夫はそのまま在宅勤務となった。

夫は始業時間までゆっくり子供と過ごし、自室へ仕事に行く。休憩時間になると子供に会いにやってくる。純粋に子供を可愛がれる程度の時間を過ごし、また自室へと戻っていく。

彼は仕事をしに行っている。でも、ドアをパタンを閉めれば確実に自分のペースで仕事をできる世界へ行くことができる。

しかし私にはそんな世界は存在しない。

完璧に24時間2人の子供を過ごし、自分の時間なんて30分もない。夫はいいよね、一人になれて。

②夫は自由時間を確保できている

私は夫の就業時間中、子供が夫の方にいかないように外へ遊びに連れ出したり、室内遊びに付き合ったり、毎日プチイベントを考えて過ごしていた。そんな子供と過ごす1日も素敵なもんだと思っていたけど、終わりが見えずに長く続くと静かに何かが溜まっていった。もちろん疲労はあからさまに。自分の事が唯一できる夜も、寝かしつけと共に寝落ちしてしまうぐらい体力は残っていない。

悔しい、絶対寝たくなかったのに…!

夫は私が子供と寝落ちしているおかげで、確実に夜の自由時間を過ごせている。しかも、在宅ワークは通勤の大変さもないし、体力も有り余った中で充実した自由時間を過ごせているのだ。そんなのズルいよ。

③夫は子供に大人気

子供と四六時中いる私は、夕方になると体力も余裕もほぼなくなっている。そうなると、優しさが消え、苛立ち、ちょっとしたことでも怒りやすくなる。

しかし仕事後、体力的にも精神的にもまだまだ余裕のある夫は、とにかく子供におおらかに優しく接することができる。そんな夫の人気はうなぎ上り。在宅ワークになってから『パパ大好き期』いや『パパの方が大好きなんだから!期』に突入した。

なにこの不平等感。私めちゃくちゃ遊びに連れていったり、ごはん作ったりしてるのにさ。

④お昼の用意って本当に大変

私は子供と遊んでいてもお昼前には戻って、夫を含めた家族のお昼ご飯を作る。

お昼ご飯を作れない時は、あらかじめ何か簡単に食べられるようなもの(レトルトカレーとか)を用意しておく。

常に、「今日のお昼は何?」の言葉に準備しておく。

毎日毎日、あっという間に終わる午前中の中で遊びと調理を組み込むのって結構大変。しかも夫がいるとそこそこちゃんとしたご飯を作らなくてはいけないプレッシャーがある。

なんで私ばっかこんなゼーハーゼーハー言いながら過ごしているんだろうって嫌になる。

⑤夫は子供には異様に優しい

夫は子供ファーストだ。

私が話しかけていても子供に話しかけられたら子供を優先する。

「ねー聞いてるの!?」そんな苛立ちをぶつけたことは何回もある。

私には厳しいことを言ったり、あたりが強いのに、子供にはびっくりするぐらい温和で柔和で良きパパだ。子供に寄り添い、とことん遊びにも付き合う。

この温度差って何なんだ?同じように私にも優しくしてよ。

⑥緊急事態宣言が解除されても私の生活は変わらないという不平等感

緊急事態宣言が解除され、世の中が動き始めた。我が家も幼稚園が始まり、午前保育だが通っている。

どんどん世界は元に戻ろうとしているのに、私の負担はいっこうに変わらない。

お迎えの園バスに間に合うように、子供の支度を済ませ慌ただしく家を出る。息子が幼稚園に行っている間に、娘の遊びに付き合ったり、買い物を済ませる。気づけばもうお迎えの時間だ。家に帰ったら家族の昼食を作らねば。

は~疲れた。疲れた。疲れたよ。

夫とじっくり話をした

私は、夫からかけられた嫌な言い方に腹が立っていたと思っていたが、それは怒りのきっかけに過ぎず、日々の中でじわじわと侵食されていた「不平等感」「報われない気持ち」が根幹にあったことに気付いた。

もちろん8年もの間嫌な言い方をされ続けてきたことなど、消えぬ腹立たしい思いは変わらない。でも時間をかけて自己分析することで、なぜ今爆発したのかがようやく分かった。

夫に、丁寧にゆっくり感情的にならないように思いの全てを伝えた。

今まで夫に怒りそのものをぶつけても反応がなく、手ごたえがまったくなかったのがさらに怒りを助長させていたが、今回は感情的にならずに落ち着いて話すことで、夫も向き合ってくれるようになった。

そして具体的に、

  • 1日の中で私の一人時間を作るための協力をすること(寝かしつけとか)
  • 私をぞんざいに扱わないこと(子供と同じように優しく接すること)

を約束してもらった。

どうにか今回の山場は乗り越えられた感じがした。

自分時間って心底大切です。

私は今までも「ママが自分時間を過ごすことの大切さ」を書いてきました。

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やっぱりやっぱり、一人で自分の為だけに使う時間って必要です。

それが出来ていないと、自分でも気づかぬうちにフラストレーションがたまり、全てにおいて行き詰ってきてしまいます。

自分時間の重要性を分かっていたにも関わらず、コロナ禍という状況も合わさって、知らぬうちに自分の限界をこえていました。

家族の平穏、そして私のためにも、真剣に「自分時間を作るための仕組み作り」取り組んでいかなくてはいけないと思いました。

何度も繰り返すこの問題。

もう繰り返したくないからの私の備忘録。

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