気付けば4歳娘が登園渋りをするようになってから2カ月が経ちました。
行ける日と行けない日があり、私が対応できる日は休んでもOK、でも仕事で対応できない日は頑張っていってねの約束の元どうにかのらりくらりやってます。
幼稚園に行かなくたってどってことない!
子供の心に寄り添うことが大切だ!
なんて頭では分かっていても、本音はなかなか精神的に来るものがあります。
何がしんどいかって、登園したくない理由がよく分からないってことにあります。

一体なんやねん!
カードを使って理由を聞いてみた【4歳娘編】
娘の登園渋りに心ざわついていますが、私、今ある問題を整理して「じゃあどうすればいいか?」を引き出すコーチングをするコーチだったわ!よし、子供たちにコーチングしてみるか!と思い立ちました。
でもここで問題なのは4歳娘はまだまだ言葉が拙いので自分の思いをうまく表現することができません。
そういう時はカードを使ってコーチングします。
子供の興味をそそるような感情を表すイラストが描いてあるカードを並べて、そこから今の気持ちや「〇〇をする時の気持ちはどれ?」なんて質問しながら選んでもらいます。





やっぱりカードって子供には魅力的なんだね~!カードを広げているうちから子供達が集まってきて「はやくやりたい!」の連呼だったよ~w
手始めに娘に「今の気持ちと同じ絵はどれ?」と聞いたところ、娘が選んだカードは


「ママ大好き~の顔~♡」だってよ!!
んもう!可愛いなオイッ!!(≧▽≦)
ここから本題に入ります。娘に「明日幼稚園行く日だけど、どんな気持ち?」と聞いたところ選んだのはこのカードでした。


これはどういう気持ちなのー?と聞いたら「頑張るぞって気持ち」と答えました。
恐らく今日は休んでもいいから明日は行こうねと約束した日だったのでこのカードを選んだんだと思います。
「じゃあ、幼稚園に行きたくない~って時の気持ちはどんなカードの気持ちかな?」と一番聞きたい部分を問いかけたところ


ん??このカード??
「これはどんな気持ちなの?」と聞いたところ
「お友達とみんなでワーイってやってるところ~♡」
っとまたもや掴み切れない回答を頂きました( ;∀;)
本人は質問に答えるというか好きなカードを選んでいるような雰囲気でしたね…。まあまだ4歳ですからこんな感じなのかもしれません。次は「行きたくない」と言った直後にやってみようと思います。そうすればまた違う思いを引き出せるかもなと思いました。
ただ、6歳息子には面白い発見がありました。
カードを使って理由を聞いてみた【6歳息子編】
「俺にもやらせて!」と入ってきた息子にもカードコーチングをしてみました。
順調と言えども息子も息子なりに色々あるのです…




息子は休日、外に行こうと誘っても「嫌だ、家にいたい」と断固として動こうとしません。ただのインドア派かとも思いましたがシンプルになんでそんなに外が嫌なんだろ?っと思っていたのでその辺を聞いてみました。
「お外で遊ぶ時の気持ちはどれかな?」と聞くと、


このカードを選びました。
「なんか楽しそうな感じがするけど、どんな感じなの?」と聞くと
「みんなで外で鬼ごっこしたりして遊ぶの好きだよー!」とのこと、あらま意外!
「でもさ、ママがお外行こーって言うと行かないって言うじゃない?その時はどんな気持ちなの?」と問いかけると


どよーんとしたカードを選びました。理由を聞くと、
「寝る前に明日は外で遊ぶよって行ってくれないと、なんだよー行くのかよーって思う」とのこと!



まじか!そんな事思ってたのか!なんか小学生みたいだな!w
僕にだって休日の過ごし方の予定があるのに、聞いてないよ~!って心の叫びが外遊びを嫌がる態度に出ていたとは。。
新発見の感情でした( ;∀;)
カードを使ったコーチングは誰でも出来る
このカードはピットインカードと言うものです。
コーチングを勉強していない人でもカードを用いることで手軽に子供に気持ちを聞いたり、ニコニコなお顔になるためにはどうすればいいかな?なんて会話をスムーズにしてくれるコミュニケーションアイテムです。
子供の気持ちなんて直接聞けばいいじゃんとも思うかもしれませんが、いつも、楽しかったよと答えたり、別にーっと沢尻エリカ的回答ばかりされると学校での様子や心模様がよく見えないですよね。そんな時にも遊びながらの感覚で会話が出来るので使ってみるのも面白いかもしれません。
ちなみに私の感覚だと幼稚園生~小学校3・4年生ぐらいに効果的なツールだと感じています。早い子だと小学校1年生くらいから、だいたいは小学校3・4年生くらいになれば通常の言葉でのコーチングを使ったほうがより深みのある内容になれると思います。
現在そんな6歳~18歳向けにコーチングを行う資格を取得するため学び直しています。
コーチングを使って、同じように登校渋りのお子さんをはじめ、自分の思いを言葉で伝え、自分で考えて自発的に行動する子になって欲しいと願う親御さんの力になれたらいいなー。と思いながら日々邁進中です!
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